「残業代は、仕事を効率悪くやる人へのご褒美」 厚切りジェイソンの批判は「世界標準」なのか
残業は珍しいことではありません。世界中で人々は長時間働いていて、先進国では基準である週40時間勤務をはるかに超える時間働きます。でも、残業が世界中で行われているにもかかわらず、それについて話す方法やそれについての理由づけについては、世界共通の視点ではなく、しばし自分の国の文化価値が影響します。アメリカでは、残業について話す時にはアメリカ文化の価値が影響します。
世界的に見ると、西ヨーロッパの国々の多くに比べてアメリカ人の残業時間が多いことについては驚くことはないかもしれませんが、アメリカ人の年間の残業時間が日本人よりも多いことについては驚きかもしれません。それでも、経済協力開発機構(OECD)の統計分析によると、一人につきアメリカ人よりも年間100時間以上多く働くメキシコ人に比べると、アメリカ人の仕事時間は少ないです。
英語を学習し、アメリカ文化にもっと馴染もうとしている方たちにとっては、アメリカ人が残業に何を求め、また残業することについて話す時のアメリカ文化の価値基準について知ることは大切かもしれません。
残業代がでない、認めないから、残業としてカウントしない、ただそれだけ。
アメリカでも日本でもすべてではないけれど持ち帰り残業はあります。
また、マスコミによる外国文化や外国人発言に対する劣等感が・・・・